• 暮らし・美容
  • ちょっといい暮らし、インテリアやカフェ、ライフスタイルについてご紹介します。

【女性必見】生理周期のリズムに合わせたセルフケアで、生理を心地よく過ごす方法【春夏秋冬】

私たち女性の体に毎月訪れる、生理。

皆さんはどのように向き合っていますか?

 

「向き合うもなにも、イヤでも来るんだから仕方なくやり過ごしているわ」

と思うかもしれませんが…

体の仕組みを知れば、心も体も、ぐっと楽になるかもしれません!

 

生理周期は約28日と言われていますよね。

女性はその28日のなかで、ホルモンバランスによって4回人格が変わります。

生理前には不安定になったり、かと思えばなんでもうまくいく気がする絶好調な時期があったり…

というのはきっと女性なら誰しも経験していることと思います。

 

これはホルモンのバランスが変わることによって起きる変化。

今週と先週で気分がコロッと変わっていたって、それは女性にとっては至って自然なことなのです。

なにせ女性の中には4人の人格があるのですから。

 

この4人の人格というのは、季節に例えるとわかりやすいでしょう。

生理明け〜排卵前が春、排卵期が夏、排卵後〜生理前が秋、そして生理中が冬です。

気持ち晴れやか、エネルギッシュな「春」

生理が明けてから排卵を迎えるまでの1週間ほどが「春」です。

生理が終わると、なんだか気分が軽く、ウキウキすることはありませんか?

 

生理が終わって体が楽になるのもありますが、実際にホルモンのバランスが変わって内面にも変化が起こります。

外の世界に楽しいこと・新しいことを求めに行きたくなるのがこの「春」の時期です。

 

これはなぜかというと、生理が明けると女性ホルモンのうち「エストロゲン」の分泌が増えるからです。

 

エストロゲンはいわば「攻め」のホルモン
外に向かって自分を開き、アピールをする後押しをしてくれます。

この分泌が増えることで、女性は春の時期にはエネルギッシュに、前向きになるのです。

(一方、もう一つの女性ホルモン「プロゲステロン」は「守り」のホルモンです)

 

「新しい」とか「スタートする」といったことが春のキーワード。

 

 

何か新しいことを始めたり、これからスタートさせたいことの計画を練るといいアイデアが浮かびやすいでしょう。

お仕事も捗りやすく、新しいお客さんと出会うにはどうすればいいか、なんてことを考えるのにも向いています。

 

外に向かっていくエネルギーが増すので、おしゃれをしたくなったりするかもしれませんね。

気分も体調も絶好調!の「夏」

排卵期の約3日間は短い「夏」

この時期は1ヶ月のうち、女性にとって最も調子のいい時期です。

 

春に増え始めた攻めのホルモン「エストロゲン」の分泌がピークに達しますが、
これは動物でいえば、メスが魅力的なオスを見つけるのをサポートするホルモンです。

生物学的にいうと最も妊娠しやすいのが排卵期です。

 

この時期は”より良いオス”を見つけて惹きつけるため、
エストロゲンは女性を社交的にしたり、異性から魅力的に見えるようにします。

だから「夏」には女性の顔は左右対称に近づくとも言われます。

 

普段よりも自己アピールをしやすくなったり、
自分の意見を比較的きっぱり言えるようにもなります。

通常と比べて積極的になりますし、体もこのシーズンには多少無理がきくように。

夜更かしをしても疲れにくかったり、重たいものを食べても体への負担が軽く済んだりするのもこの時期の特徴です。

 

お仕事でいうなら、何か交渉ごとや面接など、自己アピールが必要なことを行うのに向いているのが「夏」。

ちょっぴり苦手な人と会うとか、ハードな予定もこの時期なら普段よりも負担を感じにくいでしょう。

もし可能なら、そのようにスケジュールを組み立ててみるといいかもしれません!

 

意識は外の世界から内に。自分探しの旅の「秋」


絶好調だった夏のあとにやってくるのは、1週間から10日ほどの「秋」

だんだんとエネルギーが下降気味になります。PMSの症状が出る女性もいるでしょう。

 

もっとも妊娠に適した排卵期後のこの時期、実際にはしていなくても、体は「妊娠した」という想定で動きます。

つまり、秋は体にとって卵を守る季節なのです。

 

エストロゲンの分泌が減り、代わりに「守り」のホルモンであるプロゲステロンの量が増え始めます。

 

外に向かっていく気運が高まっていた春夏に比べて、
秋冬は内側に向かうエネルギーが強くなります

社交的に振舞ったり、誘いに気軽に乗るといったことが難しくなるかもしれません。

 

ですがこれは女性の体にとって自然なことであり、正常に機能している証拠です。

「なんでいつも一定じゃないんだろう?」「どうして先週みたいにノリノリじゃないんだろう?」
などと決して自分を責めないことです。

 

これが女性にとっての自然だと知っているだけで、安心しませんか?

 

秋は、外の世界ではなく自分自身と向き合う時です。

 

またお仕事や家事でいうなら、この時期のキーワードは「片付ける」

きたる冬に安心しておこもりができるように、溜まっていた事務作業を片付けたり、お家や身の回りの整理をすると捗ります。

 

絶好調の夏の時期に、勢いのままに秋冬の予定まで詰め込んでしまうと、ちょっときつく感じるかもしれません。

もし可能なら、なるべく忙しさのピークが春や夏になるようにスケジュールを調整するのがおすすめです。

 

秋はなるべくゆっくり過ごすのがよいでしょう。
ヨガやマッサージの予約はこの時期に入れておくと、心身をいたわることができますよ。

ゆったり過ごしてデトックスをする「冬」

生理中は冬」にたとえられます。

寒い冬に動物が巣ごもりするように、私たち女性も自分をしっかり休めましょう。

体を冷やさないように、温かい食べ物や飲み物をとってくださいね。

 

毎月訪れるから煩わしいと思うかもしれませんが、生理とは心身のデトックス

生理が毎月毎月起こることによって、私たち女性は心身ともに不要なものを外に出し、すっきりとキレイでいられるのです。

この時期につい春や夏と同じペースで頑張ろうとすると、体はしっかりデトックスを行うことができません。

ですから冬の時期はなによりも「ゆったり過ごす」ことを心がけましょう。

 

冬の時期はエネルギーが下降すると同時に、血流も体の下半身に集中します。

なので、頭で難しいことを思考したりするのにはあまり向きません。

外の世界に出てバリバリ活動するよりも、自身と向き合い、深いところから出てくる自分の声を聞くべき時です。

 

この時期にちゃんと休み、また自分と向き合うことでとらわれや執着も手放してゆくと、良い状態で次の春を迎えることができます。

 

[box04 title=”まとめ”]
生理後の「春」:気分は前向き、新しいことを始めるのにぴったり。
排卵期の「夏」:心も体も絶好調。秋冬に休めるようにこの時期に頑張るのもあり。
排卵後の「秋」:外の世界でなく自分と向き合うことを大切に過ごしましょう。
生理中の「冬」:とにかくゆったり過ごし、心身のデトックスを。[/box04]

 

あなたは今、自分がどの季節にいるかわかりますか?

1ヶ月のうち、その時々で体の四季に合わせた過ごし方をできるようになると、心身のストレスがきっと減ります。

 

[chat face=”anna.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]

体の春夏秋冬にカンペキに合わせて生活できなくても「私の体はこうなっているのね」と知るだけでも違うはずです。

皆さんが心地よい毎日を過ごせますように♡

[/chat]

 

 

関連記事一覧